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狼彼氏!?

第22章 【お礼】

電車を降りたら声を掛けるチャンスかもしれない。


そう思った時、彼女が今にも泣きそうな顔をしているのに気が付いた


いや…泣いてる


まさか…痴漢とかじゃねーよな!?


満員電車の中じゃ、思うように近づく事もできなかった


けどあんなに泣いてる彼女をほっておけない…


と言うか…


俺の好きな奴に痴漢なんてしてんじゃねーよ


俺は、人ごみの中ちさの後ろに居る痴漢に駆け寄った


『おい!おっさんっ!!』


俺は、痴漢と思われるおっさに怒鳴った


案の定そのおっさんは、俺にビビっていた


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