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狼彼氏!?

第3章 下校



だから…


歩くの早い…


『も…早い…キャっ』


ズコっ


痛たたた…


なんか今日は、ついてない…


すると前を歩いていた琥君が戻ってきた。


『………』


「お前なぁ…ほんと危なっかしい」


飽きれたように地面に座り込む私を見下す。


うっ…確かに昔っから“危なっかしい”とは、言われるけど…


…仕方ないじゃない。





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