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狼彼氏!?

第3章 下校



私は、クラスの痛い視線を無視して琥君を追いかけた。


そうだよ…


ちゃんと断らなきゃ。


好きでもない人と付き合うなんて変だよ!


『琥君!ま…まって』


「ったく鳩、おせーんだよ」


琥君は、脚を止め私が追いつくのを待ってくれていた。


『はぁ…はぁ…』


琥君…歩くの早いよ。


私が追いつくと琥君は、また足早に歩きだした。


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