テキストサイズ

狼彼氏!?

第35章 【君と最後の】

ピンポーン…


“今日で最後”


そう考えると悲しくなってきた


チャイムを鳴らすと元気よくちさが出迎えてくれた


そしてその後ろには、ちさのお母さん…


「…琥君、ちさをよろしくね?」


ちさのお母さんのその言葉…


俺には、まるで…


“ちさを守ってあげてね”


と言ってるように思えた…



…俺に、ちさを守る資格なんて…


もうないのに…


ストーリーメニュー

TOPTOPへ