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狼彼氏!?

第35章 【君と最後の】

ちさと蕎麦屋へ向かう途中…


俺らは、前と同じように2人手を繋いだ


手を繋ぐと急にニコニコ笑うちさ…


『何笑ってんだよ』


俺は、いつもと同じように平然を装って…


ちさをからかうようにそう言った


すると…


「だって~…また琥と手繋げて嬉しいんだもんっ」


そう言ってまた君は、嬉しそうに笑うんだ


『あ…ぁあ…そうだな。……嬉しいよな』



その笑顔を見るたび…


やはり苦しくなった


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