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狼彼氏!?

第5章 周囲の目

私は、立ち上がるとまた残った取り巻きに睨まれた。


「おめーらもどっか行けよ」


私を睨んでいたのに気付いたのか琥君が、彼女たちに怒った。


『こ…琥君!怒らないで』


私は、荒れる琥君にそう声を掛けた。


「あ~ワリぃ…どうも女は、面倒だ」


『えっと…私も…女なんだけど…』


私は、申し訳なく答えた。



「お前は、いいんだよ」



そう言い歩き始めた。



なにそれ?と思いながら私もその後ろを歩いた。



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