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狼彼氏!?

第7章 平和な日々


「手…」

そう言うと琥君は、私に手を差し伸べてきた。

『……うん』


私は、琥君の手を取り一緒に浜辺を歩いた。


水平線の先で夕日が沈み、海がオレンジ色にキラキラ輝いてすごくきれい。


私たちは、立ち止まりその綺麗な景色を見ていた。


「俺さ……ここ好きなんだ」


琥君は、少し悲しそうな顔をしながらそう言った。


『…琥君?』


どうしたんだろう


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