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あたしが好きなのは…

第3章 転入生は最低な奴



『何か良いことあったの?』

理伊奈が聞いてきた
『啓大とサッカーやったのね啓大』

『うん麻美めっちゃ強いんだよ俺負けた』

『そうなんだぁ』
理伊奈が驚きながら言っている

『理伊奈なんでそんなに驚いてんの?』

あたしが聞くと

『ちょっちょっと来て』
『何?』
あたしはよくわからないまま理伊奈についていった

『あんたらいつの間にそんな仲良くなったの?お互い名前で呼んでるし』

そんなことか
『啓大と仲良くなったの』

『廉は?』


『なんで廉?』
なんで廉がでてくんの

『啓大の事好きって言う訳じゃないよ』

理伊奈勘違いしてる
『そっかぁ』


やっと納得してもらったよ
だいたいまだ出会って1日だし

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