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見える。

第6章 異変。



「ほら、ケーキ!!唯ちゃんもこっちの椅子にかけたら?」
「ぁ…はい!!」
「あぁそうそう、聞いてよ、この前ね…」と、この様にして、私とおばちゃんのガールズトークが始まる。


おばちゃんには、子供がいない。
だから、余計私は可愛がれるのかもしれない。
でもいいなぁ。おばちゃんがお母さんか。いいなぁ…歳もお母さんと同じ位だし。てかお母さんより綺麗だし?こうやって話も合うし。いいなぁいいなぁ…



なんて思っていた、おばちゃんと話始めて、30分位たった頃?

私の視界の隅で黒っぽい影(?)がうごめいていた。


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