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キス☆

第3章 部屋。

蒸し暑い夏の夜、散々走り回った二人は、汗だくだった。



「ふろ、入ってくか?」



新宿まで戻ったら、瑞希が聞いてきた。

汗だくだった柚は、ちょっと警戒しながらも、べたべた感に堪えられずについていくことにした。





シャワーと着替えを借りる。

「サンキュー☆」

そういった、ほんのり紅潮した柚の肌が、妙に艶めかしかった。

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