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歪んだ国とキミ

第3章 0+Ⅰ



(早くしないと遅刻しちゃう。

あぁ〜…っ、もう!!

3時のお茶会に間に合わないよっ。

急げ急げ!!

早くあの子を見つけなきゃっ。)



それは時計を握りしめながら走り去った。
ずっと3時を指したままの壊れた時計を…。

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