土曜日の逢瀬
第4章 3年前の話
「こっちもビチョビチョ。」
陸の手が下に伸びて
濡れたそこに指を這わせる。
「やだぁ。言わないで…。」
「ここも気持ちいいでしょ?
腰揺れてるよ?」
ナカを指でかき混ぜながら、
敏感なところを親指で擦る。
「ひぁっ…ああぁ~…」
体の奥の方がキュンと熱くなって
体をビクビクっと痙攣させる。
「イっちゃった?
ねぇ、もう挿れていい?」
低い声で耳元で囁く陸。
コクコクと黙って
頷くだけの返事をする。
「うっ…あぁ。っはぁ。」
こんなに濡れていて
痛いわけないんだけど、
圧倒的な質量に息が詰まる。
「…っく、きっつ…。」
「っぁ、奥っヤダぁ…ぁん。」
深い挿入を繰り返す陸。
もう何度イったかわからない。
最後は意識を手放すように
眠ってしまった。