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土曜日の逢瀬

第4章 3年前の話

「美佳ちゃん、体熱いで。」


抱きしめていた
陸の手が私の体を触り始める。


「ちゅっ。…ん…はぁ。
陸…くん、苦しっ…」


「も、脱いじゃいなよ?」


深いキスをしながらそういって
陸が私の服に手を掛けた。


もう、私の思考は
完全に快楽に流された。


陸は私の耳、首筋、鎖骨
と舌を滑らせていく。

「んっ、あぁ…だめっ、
りっく…く、ん?」


「なんで?気持いいちゃうん?
ここ固くなってる。」


口角をあげてフッと笑うと
固くなっている乳首を
キュッと指でつまんだ。


「ぃ、やぁ…」


不意に触れられて背中を
仰け反らせ高い声で喘いでしまう。

酔いも手伝って声は
抑えられそうにない。

指でいじってる方と反対側を
甘噛みされてまた声が出る。


「あっ…そっ、れ…
気持ちっ…いぃ。」


もっと気持ちよくなりたくて
感じたことを素直に口にする。

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