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土曜日の逢瀬

第4章 3年前の話

毎日通った懐かしの通学路。

今は夜で車で走っているけど…

修二の隣でこうやって
通る日がくるのをあの頃の
自分はまったく想像して
なかっただろうなぁ…


あの頃は二人で帰るどころか
話もほとんどできなかった。


人生なにがあるか分かんない。




車中は中学時代の思い出話が続き、
「あのときはさぁー。」とか
「変わんないよね~。」
って会話が止まらなかった。


話が盛り上がって夢中で
話している間に
あっという間に目的地到着。

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