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土曜日の逢瀬

第4章 3年前の話

気を取りなおして…

「お疲れ―!!」

と運ばれてきたグラスで軽く乾杯。



「シノ~。相変わらず弱いな?笑」

お腹も満たされて、
ほどよく酔いも回り心地いい。

(そういえば最近も
こんなことあったっけ?)

でも外で飲んでるから
意識はしっかりしてる。


お互い会ってなかった時を埋める
ように卒業してからのことや
就職してからのことを話した。


修二は相変わらずで。
あの時のまま大人になった感じ。

いや、前言撤回。
あの時以上に軽いというか
遊んでるというか…

まぁあの頃から180°変わった
私がいうのもなんだけど。


「あっ!シノ知ってる??」

と突然何かを思い出した
ように言う修二。

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