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二度目の恋

第1章 恋一夜

気持ちは止められなかった。


ホテルの部屋に入りドアを閉めた瞬間、どちらともなく唇を重ねた。


「…ん…っはぁ」


息をするのももどかしいキス。

互いの息が段々熱くなるのがわかる。

キスを交わしながら、彼女の胸を揉む。

「…やっ…ぁん…」

彼女の甘い声と色っぽい表情が余計に気持ちを高ぶらせる。

…こんな彼女をあいつが独り占めしてるのか。


「…ね。…ベッド、いこ…」


彼の愛撫に息を弾ませながら懇願する彼女を抱えてベッドへ寝かせる。


彼女の頬に触れ、見つめ合う。


「…いい?」


彼の問いかけに彼女はしっかり頷く。

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