桜の花が散る頃に
第6章 充実した学校生活。
とりあえず健人にはまだ
うちは京谷のことが好きって
思われてるはずだから
必死にその事を否定した。
健人は無邪気な笑顔で
「わかったから(笑」
といった。
でも明らかに信じていない様子。
信じてないというか
必死に否定してるうちを
見てるのを楽しんでる感じが
した。
自意識過剰かもしんないけど
うちのことまんざらでも
無いんじゃないかって
思った。
あっちから話しかけて
来るようになった。
その事をクラスの女子に言ったら
わざとうちに健人を急接近
させるように仕向けた。
友達「い-い!!今から言って来るよ!!!」
「ちょい待ってよ!!まぢヤバいって!!!照嬉」
しばらくすると健人が
近づいてきて
「○○がばかだって。」
と耳元で言ってきた。
その友達に近づいていったら
通りすぎたはずの健人が
近づいてきて
「俺、○○が言ったって言ったよね?」
と言ってきた。
多分うちがその友達に
キレたとでも思ったんだろう。