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桜の花が散る頃に

第6章 充実した学校生活。





でもそのときのうちに
そんなこと関係なかった。

近い。すごく近かった。

まだ心臓がドキドキいってる。

やっぱかっこいい。


その人のことを毎朝考えながら
学校へ向かった。

今まで1度も行ったことが
ない、朝練にも参加した。


健人はサッカー部。

同じグラウンドで朝練。

少しでも健人の近くに
居たかった。

朝練が終わる時間はほぼ一緒。


一緒に教室へ行くこともあった。

他愛のない話をしてた。

もはや学校に来る理由も
健人の為だった。




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