桜の花が散る頃に
第2章 決心。
だけどアイツは・・・
[俺は変態という名の紳士だ]
という意味不明な画像を
送って来た。
「ほんっと意味わかんね-」
1人で吹き出した。
なぜか自然と笑顔になった。
それはうちのフラれる不安を消し、
うちにもしかしたらっていう期待をくれた。
胸がたかなった。
それからしばらく、アイツと
していた。
良くわからない画像を
送ってくるアイツ。
それに1つ1つ突っ込みながら
なんとかを繋いだ。
そして意を決して、聞いてみた。
「好きな人誰よ??」って・・・
そしたらアイツは
「お前のこと嫌いじゃないけど
俺には好きな人がいるんだ。」
・・・でもうちはフラれたとは
思わなかった。
いや、認めたくなかった
だけかも知れない。