学園ゲーム~恋の行方は~
第6章 生徒会
初対面だし僕も
自己紹介した方が良いよね?
「初めまして、僕は…」
「知ってるー。
捺希姫ちゃんでしょう?
皐に聞いたよー」
あっ、ですよねぇ…?
皐っていうのは会長さんだよっ
それより。
な、捺希姫って…。
僕…。
男の子なのに…何か複雑。
アハハ。
と苦笑になってると…。
「おい実玖。何時まで
立ち話してるつもりだ?
さっさと捺希と………
酉門 麗夜を中に入れろ」
「あれ?もう一人居たんだね?
気付かなくてごめんね?
あっ悪気はないからね(汗)」
「いえ…。
俺が勝手に付いて来ただけですし…」
副会長さんが手のひらを
合わせて謝る。
「さ、どうぞ入って?」
副会長さんに促されて、
僕達は生徒会室へと入った。