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BL短編集☆(ペーター)

第14章 後輩×先輩




だるいなぁ、と
思いつつも何回も
鳴り続けるから
重い体を起こす。



一階におりて
玄関へ向かう。


なぜ、俺は誰なのか
覗かなかったんだろう。



何の躊躇いもなく
玄関のドアを開ける。


ガチャッ


「…………おはよう」




目の前には

今、


一番会いたくない人が

立っていた。



 

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