BL短編集☆(ペーター)
第15章 執事×お坊ちゃま
逃げるとしたら
ベッドしかない。
そして、俺はベッドに
逃げ込むことにした。
……しかしそれが間違った選択
だったと気づいたのは、
逃げてすぐのことだった。
両手を後ろにまわされ
さっき持っていた縄で縛られた。
そのあとポケットから
玩具を出してきた。
……そんなものいつも
ポケットにいれてるのか……?
本当に少し港が怖いと思った。
右手には玩具。
左手にはローション。
今からされることは
予想できるがなぜ
俺がそれをされるのかが
今だに理解ができない。