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仮面

第3章 過去


私が6才の頃


『パパぁーよんだ?』

父「…ああ」

パパ しんこく そうな
顔で

父「ごめん…ごめん、千尋…~っ」

『どーしたの?パパ泣かないで…』

私はビックリした
パパが始めて私に涙を落とした

父「俺が悪いんだ…
ママはね天国に行ったんだ…っ~」

『天国?なに…天国って』

5才の私でもそれがわかった

父「…俺がボリィーガードつけとけば……」

と言って

父「千尋…お前だけは…
絶対に、亡くさない…」

と言って涙を一粒落とした

『パパ…大丈夫だよ…だから
泣かないでよ…』



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