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淫乱症候群

第6章 お帰りなさいませ、お嬢様。

映画撮影の帰りに
休憩しようと立ち寄ったのは
未唯ちゃんが初めて見るお店でした


「あれ?こんなお店あったかな?」


地上には入り口だけで
どうやら地下に入って行く
作りになっている建物でした

未唯ちゃんは
疲れていたのもあったのか
そこに引き寄せるられるようにして
入って行ってしまいました


「お帰りなさいませ、お嬢様」

「……えぇっ?!//」


そこは…
メイド喫茶ならぬ
どうやら執事喫茶のようです


「これはこれは、未唯お嬢様。さ、お荷物とコートをお持ちします」

「え、あ、あのっ…//」

「未唯お嬢様でしたら、代金の方は無料となっております」

「ど、どうして?」

「そりゃ…。有名ですからね」


クスッと笑う出迎えてくれた執事
未唯ちゃんの顔は赤く染まります


「さ、お席に案内いたします」


未唯ちゃんは
執事について行きました

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