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好きだってっ!?

第3章 再び

 




「…聖也さんっ!
俺は、またあなたに会えて本当に
嬉しかった!
また会いたい!
聖也さんは俺に会うの…
嫌ですか?」








背中にそうぶつけられたが、
俺は振り返らなかった。




今のあいつの声、張り裂けそうに辛そうな声…



きっと顔も辛い顔してるだろうから。



振り返ればこの場から逃げられないようになる。




去るのは今しかない、




俺は晋の腕を掴んだまま足を前に進めた。








追ってくる気配はない。








「…」







ホッと溜め息をつき、

公園を後にした。

























 

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