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YOU were...

第5章 第五章


「歩けねーよな?送ってくわ」

雄はバイクの鍵を持ってヘルメットを二つ玄関で手にとった。
「あ、あたしバイク乗ったことないの。」

「ひっついてりゃ落ちないから!大丈夫!」

本当なんだろうかと心配になりながら、
私は雄の後ろに乗った。
風が気持ちよかった。

「あ!ここでいいよ!ありがとね!」

「うぃっす!大地さんに連絡忘れんなよ!」

あ、そうだった。雄と付き合ってる訳じゃないんだ。
私はただの友達と初めてをした。
そういうことだよね?

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