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腐れ外道とちょこれゐと~小説版~

第1章 プロローグ

「マ~チっ!」
背中をどつかれてつんのめった。

だれ?と思いながらふりかえると、親友の
城之崎由依(きのさき ゆい)がニコニコしながら立っていた。

「あっ、ゆいか!どしたの?」

「あんたどんだけため息ついてんのよ!もうちょっと元気だしたら?」

ゆいは呆れたように首を振りながら言った。
言葉遣いは荒いけど、友達思いの子なんだ。

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