ボカロ物語長編集
第2章 ありがとう
「…………………」
恋は私の姿を見て
固まっている。
「あの…恋…?やっぱり変?」
そりゃそうだよ。
別に私可愛くもないし
細くもないし。
メイド服なんて…
むぎゅ。
「…れ、…恋っ///」
いきなり抱きついてきた、
「きゃーっっ///」
同じクラスの友達が
いる前で。
「ちょ、恋っ離してよ!//」
だって可愛すぎるんだもん。
と、耳元で囁かれる。
そういえば、
恥ずかしくてちゃんと
恋の執事姿見れてないやっ
「恋も執事姿見せて」
そう言うと、やっと
離れてくれた。
クラスの友達は
コソコソと
私達の話しをしている。
あー…恥ずかしすぎるよぉ。