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ボカロ物語長編集

第2章 ありがとう



「そういえば、
どうやって家入ったの?」


「え、インターホン鳴らして
お母さんが出てきたから
ぐみの彼氏ですって言ったら
入らしてくれたよ?」



インターホン鳴ったの
気づいてないや。


ていうか私もしかしたら
寝てたのかもしれない。


それにしても
私に何も聞かずに家に
あげるなんて
もし変な人だったら
どーすんのよっ!


なんて、考えてたら
恋が心配そうに
私の顔を覗く。


「ぐみ……しんどい?」


「うん、まぁ…少し」


熱がかなりあるからね……


 

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