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ボカロ物語長編集

第2章 ありがとう




痛い………


目を開けて
重くなった体を
無理やり起こした。







今日は本当に寒くて


雪が積もってたんだ。



辺り一面真っ白で

雪がちらちらと降っている。







でも、


私の目に映ったのは



真っ赤に染められた
雪の地面だった。




「きゃぁぁぁぁぁぁぁっっ」




真っ赤な地面の所に
恋が寝ころんでいた。


 

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