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ボカロ物語長編集

第2章 ありがとう



「はぁっ……はぁっ…」


がむしゃらに
走り続ける。


すると、


ポツリ、ポツリと

雨が降ってきた。


私は雨に打たれながらも走る。

涙は雨と一緒に流れるが、
顔はもうぐちゃぐちゃだ。


まだ少し、事故の時に
打った頭が痛むが
そんなの関係無しに
恋の元へ急ぐ。






 

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