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ボカロ物語長編集

第2章 ありがとう




葬式所についた私は
恋の顔を見てまた泣き崩れた。


そっと私の肩に手を置き、

恋のお母さんが


「久実ちゃんを守れただけで……

恋は幸せだったと思うわ」


そう言って一番
悲しいはずなのに、
泣きはらした顔で
微笑んでくれた。














恋は棺の中で


幸せそうな顔で


眠ってたんだ……。



 

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