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赤ちゃんがほしい

第4章 この子ダレの子


スーツ姿の営業マンがスッと暗い店内にすいこまれていく。

マジメな顔してても
オンナの娘が隣に座れば乳揉むし、キスもする。
おもむろにズボンを下ろしだし、時間がもったいないとばかりにピンサロ嬢の頭を股間に押し付ける。

学生らしいヤツ
昼から酔っぱってるヤツ
オキニ目当てで通うヤツ

人間ウォッチングしててもロクなヤツがいない。

オレも含めね。

「はい、いらっしゃい。良い娘いるよ」

「今なら…○○円ポッキリ」

ロクなヤツはいないが、オレはこの街が好きだ。
この欲にまみれた裏界隈が大好きだ。

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