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全ては貴方の為に

第1章 始まり

肩を上下に揺らして横になるあたしを見て彼は不敵に笑いながら言った

「クッ…もう終わりか。つまんねぇな」

『…っ…だって、隼人(はやと)にヤられると…すご、く感じちゃうん、だもん…』

ハァハァと荒い呼吸を抑えながら必死に言葉を繋いでいく

「そうだよなぁ…姫華(ひめか)は俺にだけ素直だもんな」

自嘲気味に笑いながら彼はアタシの顎を掴んでキスをした。それも舌入りの。

『んっ…は、ぁ…んぅ…』

「はい、ここまで。」

そう言うと彼は口を離し、あたしをベッドに思いっきり押した。

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