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きみ

第1章 俺様ボーイ



隣の奴を睨んだ。
帰る準備をしてて、あたしに気付いてない。


「ちょっと、ふざけないでよ」

『あ?いいだろ俺となんだから』

「は?何それ、最悪」

『文句あんのか?』

「ありまくり!」


なんなのこいつ。
顔がちょーっと整ってるからって調子に乗って。

人の迷惑ってのを考えられないなんて。
本当、こいつは顔だけだ。


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