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後悔

第3章 運命までの階段

ラウンジの楽しさを知った私は、毎週のように店にいった。
いつもの馴染みの女の子が来てくれたら落ち着き、また、新しい女の子が来てくれたら、また緊張しながら、会話を楽しんだ。
店の雰囲気、または、営業手法もあるだろうが、客も様々な人がいるし、また、女の子にも色々なタイプがいる。

最初から最後までお堅い子、下ネタ全開の子、高圧的な子から、ど天然な子・・・・色んなタイプの女の子がいて楽しい。
私は敢えて、選り好みせず、色んなタイプの女の子と会話をするように心がけた。基本的には楽しみに行っているが、根底にはあくまでも、市場調査が目的だったのだから、それを忘れてはいなかった。

少し話が逸れるが、慣れてくると、隣に着いてくれた瞬間に、わかるようになる。何をか?それは・・・会話が弾むか否かである。
私のように、毎週顔を出してると、女の子同士で多少の噂になっている。ウザい人とか、楽しい人とか、座ってるだけで勝手にしゃべってくれるから楽だよとか・・・まぁ、どんな噂になっているかは、女の子に聞いてみないとわからないが。

ちなみに私は・・・一番最後のタイプだった・・・
確かに、私は店に入ってから帰るまで、ずっとしゃべっている・・

寂しがり屋なので・・・・

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