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なんやかんやでモテる主人公

第16章 ありきたりな赤




「先生って普段ここで

生活してらっしゃいますよね?!」










「うん」










「えっと…鍵開けてください!」








「鍵?

何それ?」








ヤバい!!!


かなり重症だ!!!!










「もう!

先生…鍵を…」









「ウソ」






ガチャン





鍵をあける先生。




何かいつにもまして…


今日は…ワガママな子供みたい…っ









先生のふらつく肩を掴んで

ベッドまで寝かせる。









「わっわっわっ!!!」






手を引っ張っられて

先生の胸へと倒れ込む。








「せ…先生っ!!!!」







「頭ガンガンする」






「え…!!

早く寝て安静にしないと…!!

今、体温計とか持ってきますし…」









「小さいね」








「人の話聞きなさい!!!」










先生から無理矢理はなれようと

しても…上手くはいかず…










「南」





「んっ」






耳を甘く噛まれる…


頭…私がボーッとしてきてしまう…








「俺の事好き?」









ドクン……ッ









ドクン…ッ










ドクンッ………












「……はい」

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