知らない人
第1章 第1章
月曜日―――――――――――
キーンコーンカーンコーン
一時間目の始まりのチャイムが鳴る。
ガラッ
教室のドアが開く。
「皆さん!1年4組の担任になった牧原すずなです。えー…金曜日が入学式でしたね!知らない人達ばっかりだと思います。だから、今日はまず自己紹介をしましょう」
自己紹介かぁ…
私、苦手。
「では、右側の列からお願いします」
「はい、河野美月です。趣味は音楽を聞くことです!苦手なことは勉強です。よろしくお願いします!」
「次の人お願いします」
「河原りょうたです………………」
あ…次だ!
「では次の人!」
「はい。高野奈々です、特技は歌うことで、趣味は音楽を聞くことです、よろしくお願いします」
ふぅ。何とか言えたな。
河野美月ちゃんだっけ??
あの子可愛いし、そのうえ趣味が同じ!
友達になれるかな???
他の人の自己紹介はまったく聞かずに、ずっと空想の中だった。
キーンコーンカーンコーン
一時間目の始まりのチャイムが鳴る。
ガラッ
教室のドアが開く。
「皆さん!1年4組の担任になった牧原すずなです。えー…金曜日が入学式でしたね!知らない人達ばっかりだと思います。だから、今日はまず自己紹介をしましょう」
自己紹介かぁ…
私、苦手。
「では、右側の列からお願いします」
「はい、河野美月です。趣味は音楽を聞くことです!苦手なことは勉強です。よろしくお願いします!」
「次の人お願いします」
「河原りょうたです………………」
あ…次だ!
「では次の人!」
「はい。高野奈々です、特技は歌うことで、趣味は音楽を聞くことです、よろしくお願いします」
ふぅ。何とか言えたな。
河野美月ちゃんだっけ??
あの子可愛いし、そのうえ趣味が同じ!
友達になれるかな???
他の人の自己紹介はまったく聞かずに、ずっと空想の中だった。