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第2章 進展

そのあとは
給食も喉を通らず
掃除にも身が入らないまま
帰りの会を迎え
今帰る準備をしている。

中宮君はいない。

体育の時のアレやっぱり冗談だった。

当たり前か。と思う反面
とてもショックだった。

解放されないイライラに
胸が締め付けられた。

(家に帰るの嫌だな、、、)

思うように帰りの準備も進まない。
それでも帰りの準備は完了してしまい
だらだらと廊下を歩く。

しかしすぐに靴箱についてしまう。
大きなため息と共に大粒の涙が溢れてきた。

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