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♡Hなアパート生活♡

第33章 *気持ちの伝え方

「……私も今度一緒に行きたいな」



あのとき、陽のお母さん、私もぜひ一緒にって言ってくれたし。



「え?いーよ、来なくて」
「なんで?」
「なんでも」



陽はめんどくさそうに頭をかくと、またテレビの方に視線を向けた。

……なんでそんな冷たい言い方すんのよ~!





慣れたハズの、陽のぶっきらぼうな話し方が、今日はやけに刺さる。

里香と里香の彼氏の影響かもだけど。

いいな~
私だって、あんなふうにあまあまのラブラブな会話してみたい…






「…とりあえず、ごはん炊こっか」



気分を紛らすように私はお米をといで、炊飯器のスイッチをいれた。



ギュッ…



陽が後ろから抱きしめてくる。



「ごはん炊けるまで朝の続き」



そう耳元でささやきながら、私の耳たぶを甘噛みする。



「………んっ…」



ぞくぞくする…



服の中に手が入ってきて、腰のあたりを撫でながら、キスをする。



「んっ…んぅっ……」



あ……また陽のペースになる……

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