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♡Hなアパート生活♡

第34章 *夏の思い出

「ひとりじゃ退屈じゃない?俺たちと遊ぼうよ~」



男のひとりが腕をつかむ。

……気持ち悪いっ…!



「やめてください!」
「つれないなぁ~」
「いいじゃん!絶対楽しませてあげるからさ!」



もうひとりの男が肩に腕をまわしてきた。

嫌悪感で、体がぞわっとする。



やだ……
さわらないでほしい

……陽、助けてよ~!!







 




「……なにやってんの」



聞き慣れた声の方を向くと、陽が立っていた。

不機嫌も不機嫌、MAXで機嫌の悪い顔をしてる。



「コイツ、俺の女なんだけど。気安くさわってんじゃねえよ」



陽は思いっきりふたりを睨みつけた。



「な、なぁんだ!か、彼氏いたんだね~!」
「いやぁ…ひとりでつまらなそうにしてたからさ!な、なぁ?!」
「そうそう!…じゃ俺たちはこれで…」



男たちはあからさまに動揺して、そそくさとその場を去っていった。

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