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♡Hなアパート生活♡

第34章 *夏の思い出

砂浜から離れてだいぶ沖の方へ行くと、人も少なくなった。

ここから先は行っちゃだめ、のブイが浮いているところまできた。



「遠くまできたね~!」



私は体をくるりとまわして陽と向き合う。



「ここまできたら人に見られないだろ?」



陽は私にキスをした。



「…………んっ…///」



身体をくっつけて抱きしめあう。

ふたりのあいだに浮き輪があるのがもどかしいけど、洋服がなくて素肌が触れ合うのがドキドキする。



息もできないくらいのキス…



「………はぁっ…」



唇が離れた瞬間、大きく息を吐いた。



「息とめてたの?」
「ちがう…息できなかったの///」
「ふうん」



陽は私の頭に手をやって、さっき以上に強くキスをした。



「………んっ…ぅんっ……」



日差しが暑くて
水は冷たくて
息が苦しくて…

気持ちよくて、くらくらする………

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