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白い雪のような

第2章 夜の逢瀬

乳首にはどんどん刺激が与えられる。

歯の当たる軽い痛みや
吸い付いて引っ張られたりと、

交互に弄られ、

逃げ場がなくなっていく。


キュプッ


弾かれるように乳首を離されると同時に、

「んあぁ…」

洸太は我慢できなくて
欲望の白濁を吐き出してしまった。

「乳首だけでイッちゃったの?
洸太…いやらしいね」

「惺兄が、焦らす…から」

恥ずかしくて目を合わせられないのか、洸太はうつむいたまま惺に体を預けた。

甘い疼きがまだ奥の方で燻っていた。

抱きしめられた腕に甘える。

もっと強い刺激が欲しかった。

なのに…

「今日はもうお休み…」

体を離され、服を着せられると、
逆に寒く感じた。



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