
☆smile☆~あの笑顔は私だけ~
第6章 さ、い、あ、く
朝、岩切と話して幸せー!とか言ってたのが、今日最悪...ってなったのは、お昼休み。
―昼
萌乃「今日食堂で食べよー」
りほ「うんっいーよぉ。」
何食べようかなぁー。
今日はパスタにしーよぉっと。
りほ「あたしパスタぁー!」
萌乃「うち、唐定っ!」
唐定ってのは唐揚げ定食。
あたしの学校で1番人気!
安くてジューシー♪
萌乃「ふあー!うーんっ久しぶりの唐定さーいこうっ」
りほ「あたしも唐定にすれば良かったかもー」
萌乃「明日も食堂にするー?」
りほ「そーしよー」
今日は珍しく、ご飯の話ばっかりで、すぐ完食。
おいしかったー
りほ「ごちそーさまでしたっ」
萌乃「ごちそーさまぁー」
りほ「あっ、笠原先輩だっ」
笠原先輩「おぉ!りほちゃんも食堂?」
りほ「食べ終わっちゃいましたー」
笠原先輩「残念っw今日部活の集まりあったから..最悪だよ...」
っっ...なんかいつもと違う...
萌乃の視線が怖い............
りほ「たっ大変でしたねー。それでは~。」
..................っなに、なんなの...
萌乃「...」
りほ「...」
...........多分、今日朝岩切と話してたの見てたんだと思う。
はっきりしろって事?...
でも、あたしは好きとか嫌いとかゆう感情は無いの(今は...)
自分だって分かんないの。
萌乃「りほ。」
りほ「.....」
萌乃「りほがみんなと仲良いってのは良いことだよ。
でも、りほの事好きって思ってる人にも同じ接し方でいいの?
それは、りほも好きっていうこと?
違うでしょ。
悪気はなくても相手を傷つけるとかそうじゃないとか考えなきゃだよ。」
.....いつものようにこれで、ごめん、はダメだ。
りほ「分かってる...分かってるよ。
なんで?でもなんで、今、言われなきゃいけないの?
あたしが悩んでるとも知らないで、たやすく分かったように言わないで!」
っっ...言っちゃった...
萌乃は下を向いたまま走って行ってしまった。
