向かいのお兄さん
第28章 大好き
「泣いて…どっか行かない?」
『行かないよ』
「ほんとに?」
『あたしはね…』
直也の耳元に顔を擦り寄せて
チュッと音を立てた
『ずっと直也の…そばにいるよ…///』
「…」
直也はゆっくりと身体を離し、あたしの身体も起こした
そしてまた
力強く抱きしめて
あたしは直也で埋もれた
「…脱がして?」
抱きしめた身体をゆっくりと離し
腕を滑らせて
手を握った
『うん…///』
あたしはその手を握り返してから
直也の服に手をかけて
スルッと脱がせた
『///』
「顔赤い」
『直也の体格…好き…///』
「体格だけか?」
『ううん…全部///』