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刑事とJK

第19章 夏祭り





「じゃあね正貴、また来るわ♪
元気でね」


「二度と来んな」


「冷たいのねー」




真理子はやっと家に帰った

家というのは、斉藤の部屋ではなく、
ちゃんとした真理子の家だ





真理子はバイバイと手を振り、ドアを閉めた








「…やっと静かになったー…」




斉藤は冷蔵庫からビールを一本取り出し
立ったままで飲んだ




「マジで、静かだな…」



嫌いだからとは言え、真理子は姉は姉だ

久しぶりともあって、
斉藤はどこか懐かしく感じていた




♪~




メールが届いた


「…ゆうひ?」




〔明日夏祭りあるらしいけど行く?^^〕




夏祭りか…




〔夜でもいいか?〕




昼間は仕事だからな…
さすがにいけねぇよな


しばらくすると返事が来た




〔大丈夫!!じゃあ6時くらいに公園集合でいい?(^o^)/〕




〔了解〕




――――――――――――





『よっしゃああ!!』




了解メール来たあ!!




ゆうひはひとり、ベッドの上で飛び跳ねた


そしてたたんである浴衣を手に取った



今日友達とレンタルした浴衣、
斉藤にお披露目できる~///




斉藤はどうだろ?

甚平とか着て来るかなぁ~





…それはないか



多分、また半袖半パンとか、
あるいはスーツそのままとかかな…


まあなんでもいいけど///





ゆうひはその日は早く寝た



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