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女「こんにちは」
有香「え、こんにちはって、永作博美さんですよね」
女「私。いいえ、違うわ」
涼子「嘘だよ。テレビで見てます」
女「だから、私は本当に違うの」
有香「じゃあ、名前はなんていうんですか」
女「私の名前は、永作博子」
涼子「う～ん。わかんない」
女「なにが、わからないの」
有香「ええ、ほんとうに永作博美さんとは別人なんですか」
女「そうよ」
有香「じゃあ、親戚とか」
女「まったく」
美幸「何しにきたんですか。ここに」
女「私、時々ね、ここへはくるの。綺麗でしょ、ここは。地元だもの、きておかしい」
有香「そういえば、永作博美は、確か茨城出身だったような気がする」
女「だから、別人だっていってるじゃない」
美幸「ねえ、サンタどう思う。一緒に仕事したことあるから分かるんじゃない」
女「ああ、こんにちは。やっぱり、サンタさんだ。そうかなと思ったんですよ」
サンタ「なんや」
美幸「なんややないよ。永作博美さんでしょ」
サンタ「本人は、そうやない言うてるやろ」
有香「でも、信じられないんだよね」
女「そんなのどうでもいいじゃない。みなさんは、なんでここにきたの」
涼子「なんでって、言いづらいな。誰にも言わない」
女「うん、うん。いわないわ」