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出会いの海岸

第3章 エンディング

サンタ「17。、、それやったら違うやろ」
有香「ちゃんと、数えたんでしょうね」
サンタ「大丈夫や。ただ、俺の子供ではないけど、お前の母親の可能性は否定できんのとちゃうか。まあ、実際お前には母親がいるんだから、しらんけどな」
有香「何か、分からない話だな」
サンタ「お前ら、考え過ぎや。そんな考えたらあかん。そっちの子みたいにな歌でもうたっとけ」
涼子「私は、美幸のお母さんは、本当のお母さんだと思う。他人じゃないよ。永作博美はやっぱり、サンタに会いに来たんだよ。何か、恨みがあったんだ」
有香「そうだね。私もそう思う。美幸のお母さんは、本当のお母さんだと思う。若い男が好きかもしれないし、多少美幸をほったらかしかもしれないけど、あの人は他人じゃないよ」
サンタ「なんや、お前も、ストレスがたまるようないき方してたんか。まあ、その犠牲になるなんて、こっちがたまらんけどな。まあ、それやったら、許したるわ。今日やったことは。どうや、それで、博美ちゃんの話もおしまいや」
有香「ええ、どうする」
涼子「完全に逃げてるね」
サンタ「逃げてないわ」
美幸「分かったよ。もう終わりにする」
サンタ「そやな。ああ~。つ、土浦日大って。お前ら、どうすんのや。とんでもないところにきてしもうたやないか」
有香「土浦日大って」
サンタ「甲子園の常連校や。帰れへんやんか」
有香「だからいったじゃない。左に曲がった方がいいって」
サンタ「お前は、いつの話しとんのや。どうしたらええんや」
有香「土浦ってどこよ」
サンタ「だから、大して進んでないんや」
有香「あほらしい。完全に人生の方向音痴ね」
夕日がやたらと綺麗だったのが救いだった。帰りは、牛久でウナギを食べるおまけだけはついた。
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