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散りゆく花びらと共に…

第2章 散ったのは僕?それとも…

ピッピッピッ…
同じ音が同じテンポで刻まれる…


あ、ここは病室だ。


「総司!!
よかった…」

「母さん…拓に直もみんな来てくれたんだ。」

「「「「「「当たり前じゃん!!」」」」」」

「ハモらなくても聞こえてるよ(笑)」

「Σ人騒がせといて減らず口は健在かよ!!」

「でも、よかったよ…」

「安心した!!」

「ほんとだよな!!」

「あまねは?あいつ総司が起きてきたのになんでいねーんだよ(汗)」

「………………………………
あまねって誰?」

「「「「「「…………………………
っは!?」」」」」」

「おいおい。冗談だよな?総司(汗)」

「冗談も何も本気だよ。直こそなに言ってんの?」

「いや、総司ありえへんわ!!冗談でもアカンでそれ(汗)」

「…?なんでいきなり関西弁なの?百合?だから冗談じゃないよ!!」

「「「「「「嘘やー!!!!!!」」」」」」

「五月蝿いな。ここ病室だからね。」

待て。
総司ガチであまねのこと忘れられてる。
あまねのこと忘れたんだー。
あまね可哀想に…………
いや、待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待てって!!
嘘だろ!?
あの総司があまねを忘れた…?
俺らのこと覚えてんのに…なんで?
訳わかんねー(汗)

ガラッ

「…………………………そ、総司!!」

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