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嫌い大好き

第1章 1章 篠崎京

ジリリリリリリッ


朝を知らせる音が聞こえる



「んーーーー眠たーい。でも学校行かなきゃ」


こうして篠崎家の一日が始まる



階段を下りると卵のいい匂い


「おはよう、綾にぃ」


篠崎家の長男 篠崎綾 高校二年生


「おはよう。かわいい京」


爽やかな笑顔で返事が帰ってくる

「朝からよく言うぜ」

眠たそうに降りてくるのは次男 篠崎類 中学三年生

父親と母親は海外赴任で日本にいるのは私達三人だけだ


「よく綾にぃは毎朝そんな甘い言葉が言えるねぇ…」

そう、長男の綾は妹の京を溺愛してるのであった
「綾にぃもいい加減彼女作れよなぁ」

「なにを言うんだ類!京はなぁ!……………………………………………………………」

「わかった!わかったから朝っぱらから京ねぇの自慢話はやめてくれ」

綾の日課は京の自慢話である

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